日産、台湾に中国事業をサポートする新会社設立

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日産、台湾に中国事業をサポートする新会社設立
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日産自動車と台湾の裕隆汽車製造股分有限公司は20日、共同で新合弁会社を設立する、と発表した。裕隆汽車の四輪事業のうち、製造部門を除く部門を分離し新会社に移す。日産は、裕隆の人的資源やノウハウを生かして、中国戦略を軌道に乗せる。

日産は、中国・東風汽車との合弁会社を今月中にも立ち上げ、6月から現地で『サニー』の生産を開始する。日産は2006年までに6車種の現地生産を立ち上げ、中国での販売台数を同年までに、乗用車・商用車を合わせ、年間55万台とする計画。

台湾で設立する新会社は、この中国合弁事業を推進するための、中心的な拠点となる。裕隆と日産は、50年近く提携関係にあり、サニー、『マーチ』などの日産車を裕隆の工場で生産している。日産は中国事業の立ち上げに際し、裕隆の資源を最大限活用することで、中国事業の成功につなげたい考えだ。

新会社の詳細は2003年末までに策定するが、出資比率は日産が40%、裕隆が60%を出資し、日産の連結子会社にする。

《編集部》

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