ホンダ『アコード』の『ドミノ倒しCM』が訴えられる

モータースポーツ/エンタメ 出版物
ホンダ『アコード』の『ドミノ倒しCM』が訴えられる
ホンダ『アコード』の『ドミノ倒しCM』が訴えられる 全 1 枚 拡大写真

ホンダが4月よりイギリスで放映し、マスコミの注目を集めている『アコード』の部品を使用した“ドミノ倒しCM”が、「盗作だ」と訴えられていることがわかった。

28日づけの英ガーディアン紙によると、訴えているのは、ピーター・フィスチ氏とデイビッド・ウェイス氏の2人のスイス人芸術家で、ドミノ倒しのアイデアは、彼らが1987年に制作した映画ですでに用いられている、という。

ホンダのドミノ倒しCMは、広い部屋に配置されたアコードの部品が、次々とドミノ倒しのように倒れていって、最後にアコードが自動的に発進する、というもので、完全版の長さは2分にものぼる。

一見、CGで作成したかのように見えるが、すべて実際のアコードの部品を使用。さらに、うまく倒れた部分だけを後で編集したのではなく、最初から最後までを、一回で撮影している。最後までうまく倒れるまでに、5カ月にわたり、606回も撮影を繰り返したことがわかり、メディアの注目を集め「CM史上に残る傑作」との評価を集めていた。

ホンダは、2人からの訴えの手紙を受け取り、対応を検討している模様。ただ、『ドミノ倒し』というアイデア自体は、昔からあるものなので、2人の主張が通るかは微妙。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  2. HKS、スバル・トヨタ車向け限定ステアリングの受注期間を大幅延長 2026年1月まで
  3. ポルシェ『GT1』の再来、920馬力のGTハイパーカー『GTH』デビュー
  4. 【三菱 デリカミニ 新型】インテリアはバージョン0.8から「2.0」に進化! 専用開発で実現した“らしさ”とは
  5. ハンマーヘッド顔の新型『アクア』にさらなる上質を、モデリスタがカスタマイズアイテム発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る