トヨタの総会に株主提案---役員報酬の個別開示など3議案

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は6月26日に豊田市のトヨタ会館で開く定時株主総会に、24人の株主から提案のあった3議案を取り上げる。いずれも株主オンブズマン(本部・大阪市)が個人株主の賛同を得て提案した議案となる。

株主総会に諮るのは、取締役および監査役の報酬・賞与を年度ごとに個人別に開示するよう定款の一部変更を求めるものなど。この提案では「グローバルな事業活動を展開する当社が率先して開示することは国際的信用を高め、企業価値を増大させる」と訴えている。

このほか、期末配当を34円(トヨタ案は20円)とすること、株主総会の開催は集中日を避ける旨を定款に明記することの2議案が取り上げられる。トヨタは取締役会意見として、いずれの議案にも反対を表明している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る