高速道路の長距離割引、拡充へ……対象はETC車のみ

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国土交通省は17日、高速道路の長距離割引を7月19日−1月18日の間、試験的に拡大すると発表した。現行の長距離割引は200km超につき30%が割り引かれているが、新たに300kmから900kmまでの距離区分を新設し、35−60%の割引を実施する。

これにより東京—大阪間で乗用車400円(大型車750円)、東京—福岡間で4100円(6750円)、東京—鹿児島間で6250円(1万300円)---といった具合に料金が安くなる。国交省は割引の拡充により、不況で一般道路を走っているトラックを高速道路へ吸収したい考えだ。

ちなみに、割引対象はETC装着車のみ。別にETCではなくとも割引の判断要素となる走行距離は簡単にわかるが、何としてもETCを普及させたい国交省の姿勢がにじみ出ている。

《編集部》

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