泥酔高校生がパトカーを破壊

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兵庫県警は8日、酔った勢いで暴れ、職務質問中の警察官に殴りかかったり、パトカーのボンネットを叩くなどした16歳の少年2人を公務執行妨害の現行犯で逮捕したことを明らかにした。

兵庫県警・尼崎北署の調べによると、事件が起きたのは8日の午前0時ごろだという。尼崎市武庫元町2丁目付近の市道で数人の男女が路上に座り込んだり、寝転んだりしているのをパトロール中の署員が発見した。

道路の通行に支障を生じさせるような状態だったため、44歳の巡査長が職務質問しようとしたところ、このうちの1人がパトカーに歩み寄り、ボンネットを拳で叩くなどして抵抗した。男はそのままパトカーによじ登ろうとしたため、巡査長は男を公務執行妨害の現行犯で逮捕。近くの交番に連行した。

取り調べを行おうとしたところ、今度は仲間と見られる男が交番内に侵入。逮捕した男を奪還しようとしたため、これを阻止する警官ともみ合いになった。男は巡査長の制服をつかんで殴りかかってきたため、この男も公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

後の調べで2人は尼崎市内に住む高校2年生(いずれも16歳)の少年と判明した。2人はコンビニエンスストアで購入したビールを飲み、当時は泥酔に近い状態だった。パトカーを破壊し、警官に殴りかかったことは記憶しておらず、容疑についても「身に覚えがない」という言葉を繰り返し、反省の様子は見られないという。

《石田真一》

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