ダイムラーがトラック開発部門を集約---コスト3割削減

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ダイムラーがトラック開発部門を集約---コスト3割削減
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ダイムラークライスラー社は、来2004年1月1日で、商用車部門を再編すると発表した。トラック部門の戦略目標と整合性を高めた新しい組織構造を導入する。

組織再編では、各トラック開発部門を統合するとともに、パワーシステム部門は廃止、さらにトラック生産における各地域の責任を拡大する。同社では「規模を利益に転換する戦略」を追及するとしている。

再編の目的は、エンジン、トランスミッション、アクスルなどの主要部品やシャシーやキャブモジュールの標準化が狙いで、トラック1台あたりのコストを約33%削減する。三菱ふそうトラック・バスや現代自動車なども含めて世界に散在するトラック開発部門を一元的に統合する。

主要部品の調達は、例外を除いて原則社内ブランドのみの供給となり、パワーシステム部門は廃止して主要部品の生産工場は現地の車両部門に割り当てる。

《レスポンス編集部》

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