名鉄バス無免許運転問題、ついに元取締役逮捕

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名古屋鉄道バスの運転手が1年4カ月間も無免許乗務を続けていた問題で、愛知県警は22日、無免許運転が発覚した当時に同社の本社取締役で、自動車事業本部副本部長だった56歳の男を犯人隠避の疑いで逮捕したことを明らかにした。今回の逮捕で一連の逮捕者はこれで8人となった。

愛知県警・交通指導課、同・岡崎署の調べによると、元取締役は岡崎統括自動車営業所の運転手が無免許運転を行っていたという事実を部下から報告されたものの、その後行われた隠蔽工作についてこれを黙認した疑いが持たれている。また、隠蔽工作を行ったという報告に対してもこれを追認。結果として本社上層部の隠蔽工作に加担していたという状態になっていた。

元取締役は今月3日付けで責任を取って辞任しているが、消極的ながらも経営陣の一員がトラブル隠蔽に関わったという事実に代わりはなく、警察ではこの元取締役を追及し、隠蔽工作がどのようなプロセスで進んでいったのかなど、全容解明を行っていくとしている。

《石田真一》

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