JHの公式財務諸表を監査法人がチェックへ---疑惑への答えは遠い

自動車 社会 社会

日本道路公団は、6月に公表した財務諸表を新日本監査法人にチェックしてもらい、その結果を8月末に公表すると発表した。公団の財務諸表をめぐっては、元公団幹部の片桐幸雄氏が月刊誌に“幻の財務諸表”があると告発し、“本物の”財務諸表の妥当性を監査するよう、扇国交相が指示していた。

ただ、監査法人側は会計基準そのものが妥当かどうかの判断はせず、計算があっているかだけをチェックするという。問題になっているのは、公団が民間とは異なる会計基準で資産を水増しした疑いのため、例え「妥当」との結果が出ても、疑惑の払拭にはつながらない、と言えそうだ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  3. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  5. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る