日産自動車は6日、業界最安値となるETC(ノンストップ自動料金支払システム)車載器の新製品を、8日から発売すると発表した。アンテナ分離型タイプでありながら9800円とし、これまでで最も安かったトヨタの車載器(アンテナ一体型、1万5000円)を、5000円以上下回った。
新製品はカルソニックカンセイ製で、本体の取り付け場所を選ばないアンテナ分離型。通常、アンテナ分離型は一体型よりも価格が高いが、日産は、取り付けやすさ考慮し、分離型で業界最安値を実現した。ただ、機能は簡略化し、音声ガイダンスや履歴件数、ナビとの連動といった機能を省いた。
なお本体価格のほかに、取り付け工賃6200円、セットアップ料3000円がかかる。