「フルライン」進化…フォルクスワーゲンの変革の内側

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「フルライン」進化…フォルクスワーゲンの変革の内側
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プレミアムSUV『トゥアレグ』の導入によって、ニッチカーの『ニュービートル』から高級車まで、幅広いラインアップを揃えたフォルクスワーゲン。日本語で「人民車」という名前を持つこのブランドは、今後どのように進化していくのか。フォルクスワーゲンジャパンの小島誠広報部長に訊いた。

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----フォルクスワーゲンが変わりつつあります。特に『トゥアレグ』導入を機に、新たなマーケットに進出しました。

小島 古くはオリジナル『ビートル』や『ゴルフ』など、ブランドを代表する1台のクルマがイメージを作ってきた会社です。質実剛健で機能的、親しみのブランドとして成長してきました。

そして90年代に入って、ゴルフに加えて『ポロ』や『パサート』など、柱となる車種が増えてきたわけですが、これまでのイメージのままだと、いろいろな車種を扱うブランドとして、いま一歩ブレークスルーできません。

そこで、ブランドのコアバリュー(機能的・信頼性・親しみなど)はそのまま真ん中におきながら、革新的、ダイナミック、若々しいというイメージのもとに、われわれはブランドキャンペーンを行ってきました。

----「期待を超える何かがある。」というキャッチコピーですね。

小島 今回のトゥアレグにつづいて、高級セダンの『フェートン』も導入する予定です。そのためにもブランド変革が必要でした。小型車の代表的ブランド、というイメージではフェートンは売れないからです。

そこでまず、私たちは『パサート』を世に問いました。ゴルフよりひとつ上のクラスのパサートが認知されなければ、その上はあり得ない、という判断です。結果、パサートは好調に推移しまして、売り上げの10%を占めるまでになりました。

----そこでいよいよトゥアレグ導入、ということですね。輸入車ブランドとしては、フルラインをそろえる最初のブランドと言うことになります。

小島 はい。しかしトゥアレグもただ輸入するだけではありません。フェートンの導入につなげるという重要な意味合いがあります。フォルクスワーゲンの新しい価値を理解していただくためのステップという役割です。

----高級車レインジに一段ずつ近づいているわけですね。ところで、同じグループのアウディとの役割分担はいかがでしょうか? 

小島 役割分担というよりも、それぞれのブランドの中で囲い込むという方向です。すべての人々にクラス最高のクルマを提供するという考え方です。

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