ユーロ高で個人輸入ブームは終焉…イギリス

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イギリスの自動車雑誌『Autocar』の調査によると、ユーロ高の影響で、イギリスでの輸入車の販売台数は今年5万7000台と2年前に比べて半分以下の水準にとどまる見通しであることがわかった。

同誌の調査では、2000年の時点で、BMW『330d』が英国内の正規ディーラーでは2万4540ポンドだったのに対し、個人輸入車の価格は、それよりも6.3%割安だった。今年の価格は正規ディーラーが2万5974ポンドで、個人輸入車は2.9%の割安にとどまった。

この程度の割安幅であれば、わざわざ手間をかけて、個人で輸入車を購入するメリットは薄く、1999年に発生した個人輸入車ブームは終息したとの見方が強い。また輸入代行業者も淘汰されつつあるという。

ただ、今年の個人輸入車5万7000台のうち4万台は、日本やアジアからの輸入車で占められており、ユーロ高の恩恵を大きく受けている。

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