ドイツGPでアクシデントを起こした張本人として、レース後スチュワードから次戦10グリッド降格ペナルティを科されたウィリアムズのラルフ・シューマッハ。チャンピオン争いの大事な時期とあって、ウィリアムズ側はFIAに処分不服を訴えていた件が、水曜日に決着した。
FIAはアクシデントの原因がラルフにあったことは認めたものの、ハンガリーGPに影響を及ぼすものではないと判断。ラルフに罰金5万ドル(約600万円)のみを科すことを決定した。
チャンピオンシップに望みをつないだラルフは、「決定に満足している。公聴会終了後、正直に言ってあまり期待できないと思っていたんだ。それだけに、本当に嬉しいよ」とコメントした。