アイシン精機、タイ生産能力を拡張

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車系のアイシン精機は29日、タイの生産能力を増強すると発表した。建設中だった新工場が、9月1日から稼動する。トヨタがピックアップトラックおよび多目的車のグローバルプロジェクト「IMV」をスタートさせることに対応するもの。

同社のタイ生産法人、サイアム・アイシンが現地で新工場を稼動。新工場は機関系・車体系部品を中心に生産する。同子会社はタイで、トヨタのほか、日野自動車、いすゞ自動車、三菱自動車のタイ現地法人に部品を納入している。

今回の能力増強は、トヨタがIMVプロジェクトに基づく車両生産をアセアンで開始するのに対応するもの。これにともない、現地の生産設備を再編し、従来工場では、走行系部品を重点に生産を行う体制にしていく。

今後、同社は、自動車メーカーのアセアン生産拡大に合わせて、インドネシアやインドの生産拠点についても順次、生産能力を拡大していく。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. V3エンジンを電子加給! ホンダ『V3R 900 E-コンプレッサー』をEICMAで初公開、量産に向け開発中
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る