ブリヂストン、巻き返しに自信

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ブリヂストンユーザー全5チームが集結したモンツァで20スペック、計2000本のタイヤを持ち込みテストを行ったブリヂストン。3日半におよぶ集中テストではかなりの好感触を得られた模様。菅沼寿夫テクニカルディレクターは「テストの進行状況には大変満足している」と語った。

「テスト禁止期間を経て、再びサーキットでテストを行うことができてよかった。特に今は、非常に重要な3戦を控えているため、なおさらだ。テストではとても忙しい毎日だったが、ブリヂストン装着全チームが一生懸命作業に取り組んでくれて、タイヤプログラムを終わらせてくれた」

「各チームから非常に肯定的なフィードバックが得られている。テストでは多数の新しいスペックについて評価作業を行った。3日半のテスト期間の間に、極めて競争力の高い複数の新しいコンパウンドとコンストラクションを見つけることができたと確信している。今週末のイタリアGPで各チームに最高のタイヤを供給するために、このうちいくつかをモンツァに持ち込む予定だ」

「先日浜島裕英MSタイヤ開発部部長がコメントしたとおり、我々は今回のテストを自分たちの長期開発プログラムにも活用した。導入はまだ先だが、将来に向けた新しいコンセプトのコンストラクションを評価した。その結果は非常に有望で、これをきっかけに競争力の高いF1タイヤ・コンストラクションが、一段と進化するだろう」

「総合的に、非常に有効な数日間だった。この情報全てが東京のブリヂストン技術センターに送られ、今後の開発に活かされることになる。私はイタリアGPがとても楽しみだ」

《編集部》

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