新型『ライフ』のインテリアデザインコンセプトは「遊・優・Useful」。先進機能をやさしく表現したという室内は「ロングルーム・パッケージ」と相まって、明るく広々としたリラックス空間を作り出している。
「全ての領域で使い勝手を考えました。ユーザーにリラックスしてもらうための心配り、これをカタチで表しました」と語るのはインテリア担当のデザインBスタジオ、加藤圭介研究員。
「やさしく有機的な室内と、機能性を繊細で高密度に表したセンターパネル。メーターを手前に寄せ、バイザーを無くしたことで室内を広くしました。大型2眼メーターに採用したマルチインフォメーション・ディスプレイがやさしい先進性というコンセプトを表現しています」
「文字も見やすく、各種ワーニングや誕生日なども表示するカレンダー情報など、このクルマとハートフルなコミュニケーションができると思います」と続ける。
エクステリアとマッチした丸型インナードアハンドルだが「丸モチーフにこだわったわけではなく、機能的なカタチを追求したら、結果的にリンクしました。これはよかったですね」と加藤研究員。軽自動車と侮るなかれ、そこには驚くべき空間が広がっている。