【イクリプス『AVN9903HD』】会田肇が解説……究極!

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【イクリプス『AVN9903HD』】会田肇が解説……究極!
【イクリプス『AVN9903HD』】会田肇が解説……究極! 全 6 枚 拡大写真

●ツインHDDスタイル、さらにジャイロ

【画像全6枚】

ではその搭載されたスペックはどうか。モニターが7型サイズとなったこと以外、基本的な仕様はAVN8803HDにほぼ準ずる。カーナビ用とカーオーディオ用にそれぞれ専用の20GBのHDDを搭載し、マジックゲート対応のメモリースティック用スロットとDVDビデオとCD再生が可能なディスクドライブも装備した。

もちろん、オーディオ用HDDは本機で再生したCDを自動的に録音することが可能で、収録できる曲数は最大で約3000曲。録音したCDのタイトルを自動的に付与するオートタイトリング機能も備わっている。この辺りは、また、HDD内には壁紙用データとして100枚ほど収録することもできるという。

HDDを独立して使っていることから、地図データ用HDDを更新していても、オーディオ用としても使うことができ、そんな時にも本機が採用するツインHDDのスタイルは都合が良いということができる。

カーナビ機能は前述したIKONOS機能を搭載したり20GBのHDDを採用するなど、表面上は同じように見えるが、その中身は大きく進化している。その筆頭は3Dジャイロユニットの搭載だ。これまで水平方向の概念しかなかったジャイロに上下方向の動きまでも認識させることで、道路の傾斜や高低差から来るズレを高精度に補正することが可能となったのだ。これは高架道路とその下の一般道の識別が可能となったり、地下駐車場などでも大きなメリットを生み出す。この搭載は大いに期待できそうだ。

1/4●市場の拡大と先発メーカーの誇り
2/4●もう一つの顔……だから新次元
4/4●VICS用チューナーがツインチューナーに

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 続きを読む

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る