新長期規制、2005年からスタート

エコカー 燃費

国土交通省は30日、平成17年排出ガス規制(新長期規制)の実施に伴う基準値をまとめた。現行の新短期規制に比べ、乗用車ではNOxとHC(炭化水素)がほぼ半減。トラックでは、PMが85%削減されるなどの厳しい内容だ。

国交省は、対象となる自動車がすべて新長期規制に適合した場合、自動車から出る排ガスの総量は2000年と比べてPMで94%(6.4万トンから0.4万トンへ)、NOxで66%(64万トンから21万トンへ)減る計算になるという。

ただし、この予測は自動車交通量や車種別の構成割合が2000年と同じことが前提というため、自動車交通量が増えれば、見込み通りの削減効果は見込めないことになる。

規制の適用時期は2005年10月1日(継続生産車は2007年9月1日)から。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る