全国軽自動車協会連合会が1日発表した、2003年度上半期の軽自動車販売台数は、前の年の同じ時期にくらべ、5.1%マイナスの84万6169台となり、上期としては2年ぶりに減少した。
車種別では、乗用車が前年同期にくらべ6.5%減の59万7739台となり、2年ぶりに減少、貨物車は、同1.7%減の24万8430台と、4年連続のマイナスになった。
乗用車が2年ぶりにマイナスになったのは、4月から8月末まで新型車投入がなく、新車は昨年発売されたダイハツ工業の新型『ミラ』『ムーヴ』のみだったことによるもの。ホンダの『ライフ』、スズキの『ワゴンR』が9月にフルモデルチェンジしたことや、11月にはダイハツが、富士重工業が1月にそれぞれ新型軽を出すため、下半期は、前年水準を上回りそうだ。