マツダは9日、『ロードスター・クーペ』の受注生産を、同日から開始する、と発表した。3タイプ4機種を揃え、月間40台を生産する。
ロードスターをベースに、マツダの福祉車両などを手がける架装子会社、マツダE&Tが改造をほどこす。ロードスターをベースにハンドメイドでモデリングし、CAD技術で仕上げた美しいクーペスタイルとした。
車体は、クーペ化に合わせて構造を見直し、ボディ剛性をさらに向上。重量増は10kgグラムに抑え、ロードスターの走りの楽しさを一層、進化させた。
エンジンは排気量1.6リットルと1.8リットルをラインアップ。1.6リットル車は、5速マニュアルトランスミッションを搭載したベーシックモデルとした。1.8リットル車は「タイプS」「タイプA」「タイプE」の3タイプを用意。タイプAは伝統的なレースカーをイメージするオーセンティックなデザインを採用。またタイプEは、落ち着きのあるエレガントなデザインを採用した。
メーカー希望小売価格は、1.6リットル車が、ベース車にくらべ35万円高の235万円。1.8リットルのタイプSは275万円、同Aは310万円、同Eは280万円。タイプAは200台、タイプEは150台の限定生産とする。