【東京ショー2003出品車】『ファインN』---トヨタの考える“未来”を凝縮

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【東京ショー2003出品車】『ファインN』---トヨタの考える“未来”を凝縮
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燃料電池のメリットを、環境面だけでなくパッケージングにも生かして形にしたコンセプトモデルが『ファインN』だ。キャビンをボディの全長ギリギリまで使うパッケージングは、一見の価値ある。

「制御部と駆動部を機械的に連結する必要がない」という燃料電池車のメリットを生かし、燃料電池および駆動系のすべてのユニットを床下に収納。通常のクルマでいうとエンジンにあたるモーターでさえホイールの中に収めてしまったおかげで、「エンジンルーム」という空間を撤去してしまったのが『ファインN』のパッケージングである。

おかげで、「カローラクラスの車体に、センチュリーを凌ぐ室内空間」を確保できているから凄い。ちなみに燃料電池ユニットは、さらに高性能化、小型化を進めてあるので床下に収納。つまり『ファインN』の構造は、動力システムをすべて集約した「台車」の上に、ボディを被せているといっていい。

《工藤貴宏》

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