【東京ショー2003出品車】スズキ『コンセプトS2』---市販も近い!?

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【東京ショー2003出品車】スズキ『コンセプトS2』---市販も近い!?
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「ショーでの反応次第では市販化も…」とデザインセクションの仲田公彦さんは控えめに答えてくれたが、『コンセプトS2』はズバリ、ノーマルルーフ仕様が、そう遠くないうちに発売されると予定されるモデルだ。

テーマは、「シンプル・カジュアル・スポーティ」。スタイルは、すでに2002年のパリサロンで公開された『コンセプトS』と共通だが、細部がリファインされて市販車に近い形状になっている。つまり、市販バージョンに近づいているといっていいだろう。

ボディサイズは全長約3.7m、全幅1.73mで、モダンなデザイン。丸いフェンダーアーチなどのまとまりはよく、すでにいつ市販してもおかしくないデザインだ。エンジンはオールアルミ製の1.6リットルDOHC、ミッションは6速セミオートマチックを搭載している。

今回のショーでの注目は、「3分割可倒式電動オープントップ」を採用したオープンカーに仕立てられていること。ハードタイプのルーフを3分割して、回転させながらリアラゲッジスペースに収納する方法は他に例を見ない独自のスタイル。実は、収納方法は過去に販売したオープンスポーツ軽自動車『カプチーノ』のノウハウが生かされているという。

「耐久テストなどは実施していませんが、オープン機能はきちんと動きますよ」とスズキは説明するが、市販モデルにも採用を期待したいところだ。

《工藤貴宏》

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