【東京ショー2003出品車】スズキ『ランドブリーズ』は次期ジムニー…の真偽

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京ショー2003出品車】スズキ『ランドブリーズ』は次期ジムニー…の真偽
【東京ショー2003出品車】スズキ『ランドブリーズ』は次期ジムニー…の真偽 全 3 枚 拡大写真
【東京ショー2003出品車】スズキ『ランドブリーズ』は次期ジムニー…の真偽

SUVによる環境破壊を防ぎたい。自然と共存できるSUVを作りたい。『ランドブリーズ』コンセプトは、そんな願いから開発を進めたコンパクトSUVだ。

環境にやさしいクルマを目指した結果、アルミモノコックボディをはじめクルマを構成している部品は、自然循環素材や無塗装樹脂外販、100%天然ゴム製タイヤなどリサイクル製に優れた素材を使用。ボディカラーは「水」をイメージ、助手席のモニターには走行している場所に生息する昆虫などを図鑑のように表示する機能なども持たせ、「自然との共存」を強くアピールしている。

車体は、モノコックボディに骨格のフレームを結合した、ビルトインモノコックフレームを採用。660ccのエンジンに、ツインのシステムを改良して組み込んだハイブリッドシステムを搭載している。また、ボディはリアサブドア(後ろヒンジ)を設けた観音開きだ。

660ccエンジンを積んだ小型SUVといえば、『ジムニー』の次期モデルではないかと予想してしまう。しかし、先行企画を担当するスズキの青山道雄氏によると「コンパクトSUVの方向性をまとめたモデルで、ジムニーとの直接のつながりはありません」とキッパリ。

そうはいっても、ロングホイールベースといった基本要素やボディの基本的なフォルムは、次世代のジムニーに生かされると予想できる。また、ジムニーの方向性として、自然との共存を重視することも間違いないだろう。もしかすると、ハイブリッドシステムも次期ジムニーに採用されるのだろうか?

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  2. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  3. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  4. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  5. 日産フェアレディZ、「ヘリテージエディション」が米国で登場…1990年代の「300ZX」がモチーフ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る