【東京ショー2003出品車】マツダ『鷲羽』のステアバイワイヤー

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【東京ショー2003出品車】マツダ『鷲羽』のステアバイワイヤー
【東京ショー2003出品車】マツダ『鷲羽』のステアバイワイヤー 全 5 枚 拡大写真

マツダ『鷲羽』の内装の特徴はステアリングホイールをインストルメントパネル内に収容できること。収容と同時にパネル自体も奥に引き込まれるため、駐車時の乗降性や、セキュリティにも優れる。

【画像全5枚】

このメカニズムの実現には、ステアリングの情報を従来のシャフトではなく、ワイヤーで伝えるステアバイワイヤーが不可欠となる。シャフトがないため、ステアリング配置が自由にでき、鷲羽ではタイトな運転姿勢を演出するスポーツモードと、ゆったりとした姿勢で運転が可能なクルージングモードが選択できる。

また、このメカニズムを応用すれば、右/左ハンドルを1台のクルマで同時に実現することもできるなど、運転ポジションの自由度の拡大に大きく貢献する。ただし、現在は信頼性の面などでクリアしなければならない問題もあり、市販車への搭載はまだ時間がかかるという。

鷲羽は1月のデトロイト・オートショーでデビューした、ミニバン/ワゴンのクロスオーバー・スタディ。これから流行しそうなパッケージングに日本市場はどんな反応を示すか。

《正田拓也》

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