【福祉機器展】手動感覚アシスト…ジョンソン・エンド・ジョンソン『iグライド』

自動車 ニューモデル 新型車
【福祉機器展】手動感覚アシスト…ジョンソン・エンド・ジョンソン『iグライド』
【福祉機器展】手動感覚アシスト…ジョンソン・エンド・ジョンソン『iグライド』 全 3 枚 拡大写真

一般的にはバンドエイドやベビーパウダーなどヘルスケア商品で知られるジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社(東京都江東区)では福祉機器市場への本格参入を表明しているが、初の商品となる電動アシスト車椅子『iグライド』を発表した。

iグライドは米国ジョンソン・エンド・ジョンソンのグループ企業、インディペンデンス・テクノロジー社が開発したもので、従来の電動アシスト車椅子よりも手動の操作感覚を重視した特性を持ち「マニュアル・アシスト機能」と名づけられている。

マニュアル・アシストとは、車椅子を漕ぐときにホイールのハンドリムに加えられる力を感知し、路面状況にあわせて最適なパワーアシストを行なうというもの。これによって上り坂や深い絨毯など抵抗の大きい場所でも平地と同じ力で走行でき、車椅子利用者の腕や手首への負担を軽減している。

また下り坂では加速を抑制する制御を行なうなど安全性も高めていて、「見かけは通常の車椅子だが、まったく違うプロダクトだと考えている」と説明するのはインディペンデンス・テクノロジー事業部の古川裕子・プロダクトコンサルタント。

メカニズムを目立たないようにレイアウトしたスタイリッシュなデザインも特徴で、「車椅子はいわば靴やパンツのようなものだから、ファッショナブル、スタイリッシュなほうがいいじゃないですか」と非常に明快なコメント。iグライドは来年2月から発売される。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 新型『ムーヴ』『ステラ』の腰高感・ロール感を抑えてコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  4. 外国人の運転免許証切り替えを厳格化、訪日観光客は申請不可に[新聞ウォッチ]
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る