【東京ショー2003速報】マツダの井巻社長、水素ロータリーは3〜4年で実用化

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京ショー2003速報】マツダの井巻社長、水素ロータリーは3〜4年で実用化
【東京ショー2003速報】マツダの井巻社長、水素ロータリーは3〜4年で実用化 全 4 枚 拡大写真

マツダは、水素ロータリーエンジンを搭載した『RX-8ハイドロジェンRE』を参考出品しているが、井巻久一社長は実用化時期について「3、4年以内」と明言した。燃料電池車向けの水素供給スタンドが少しずつではあるが整備されつつあり、実用化の具体的なめどが立ってきたことが背景にある。

マツダは1991年から水素ロータリーの1号車を開発、その後、『ロードスター』や『カペラカーゴ』などに搭載して公道走行試験も行ってきた。今回、RX-8に搭載したのはガソリンと水素の両方を使い、切り替えできる「デュアル・フューエルシステム」であり、「水素社会への過渡期にも適している」(井巻社長)という。

水素タンクは350気圧で、トヨタ自動車とホンダが市販している燃料電池車と同じ圧力のタイプだ。実用化の段階ではスポーツ車でなくセダンやミニバンタイプになると見られる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 高速道路料金も「変動制」導入、来年度から全国的に順次拡大[新聞ウォッチ]
  2. トヨタ、“若者離れ”に窮余の一策、全職種で65歳以上も再雇用[新聞ウォッチ]
  3. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  4. 日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州発表…EVも設定
  5. マフラー選びの決め手、『合法性と性能の両立』が求められる~カスタムHOW TO~
  6. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】「屈指の名作」第2世代からの長足の進歩を求めるのは酷?…井元康一郎
  7. BMWモトラッド、「自動シフトアシスタント」発表
  8. 新車『GRカローラ』で2年連続のD1王者へ!Team TOYO TIRES DRIFTに松山北斗が加わる…モーターファンフェスタ2024
  9. アルファロメオ『ジュニア』、ハイブリッドとEVの受注を開始…イタリアで
  10. ちょっと待った! 自動車税の支払い…キャンペーンやポイントがつく支払い方法で
ランキングをもっと見る