【東京ショー2003速報】クルマも高けりゃ、シートも高い!?

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西ホールの内装部品コーナーで存在感を示していたのがレカロ(カイパーレカロ)のブース。ご自慢のシートは3基しか展示されていないのだが、その中でも只ならぬ存在感を示していたのが『マイバッハ』用のリアシートだ。

フルリクライニング可能で、見た目は航空機のビジネスクラス用シートに近い構造だが、それもそのはず。フレームなどの設計は同社の航空機部門が担当、その後に自動車部門が細かいチューニングを行っている。航空機と自動車の振動特性は違うため、航空機用と似たような構造を持つが、中身は全くの別物となっている。

マイバッハ専用ということだが、これほどのリクライニング角度があるシートを取り付けられるクルマが同車以外に存在しないので当然かもしれない。気になる価格だが「時価ですね」と会場説明員。車両側の特性に合わせたチューニングや、マイバッハオーナーの好みによって変わるため、定まった価格がないというのが実情らしい。

航空機用のビジネスクラスシートの納入価格は1脚あたり100万円超…というのが定説なので、それに匹敵するか、あるいは超えていることは間違いないだろう。マイバッハの車両価格から考えれば、シート1脚が数百万円だったとしても決しておかしくはない。

《石田真一》

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