【東京ショー2003速報】200万円のベーシック…スマート『フォアフォア』

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【東京ショー2003速報】200万円のベーシック…スマート『フォアフォア』
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フランクフルトに続いて東京モーターショーでもお披露目されたスマートの参考出品モデル、スマート『フォアフォア』。日本市場に投入する計画も存在し、時期は2004年後半と予想されている。

仕様、価格はまだ決まっていない。もともとフォアフォアの価格はヨーロッパでもかなり高く、1.1リットルエンジンの最も安い仕様で1万3000ユーロ(169万円。1ユーロ=130円で計算)。日本仕様は最高出力95PSの1.3リットルが有力視されているが、日本向け装備を含んだ価格で「200万円前後になりそう」(ダイムラークライスラー関係者)。

600cc−700ccエンジンを軽量ボディのリアに搭載するというパッケージングで独自性をアピールしてきたスマートだが、フォアフォアは既存のスマートとは異なり、ごく普通の4−5人乗りのFFパッケージを採用している。

「安全性についての思想は既存モデルと何ら変わらない」(ダイムラークライスラー関係者)とのことだが、日本でもスモールカーは激戦区。成功を収めるためには販売戦略をかなり工夫する必要があるだろう。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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