日本自動車販売協会連合会が発表した10月の新車販売台数(登録車)は、前年同月比0.5%増の31万3167台となり、2カ月連続でプラスとなった。トラックの販売が好調だったため。
車種別では、乗用車が同2.1%減の24万5056台となり、2カ月ぶりにマイナスとなった。昨年販売好調だったフィットの影響などが大きかった。
しかし、貨物車が同11.0%増の6万6620台と2ケタの伸びとなり、全体需要を押し上げた。東京都などのディーゼル排ガス規制で、トラックの代替えが促進された。普通トラックは同62.8%増の7342台だった。
メーカー別では、マイナスとなったのが、トヨタ、ホンダ、スズキ、ダイハツの4社。日野やいすゞなどのトラックメーカーは好調に推移し、前年も大幅に上回った。