【インプレ'03】下野康史 トヨタ『プリウス』 確実に旧型より、あらゆる面でよくなった

試乗記 国産車
【インプレ'03】下野康史 トヨタ『プリウス』 確実に旧型より、あらゆる面でよくなった
【インプレ'03】下野康史 トヨタ『プリウス』 確実に旧型より、あらゆる面でよくなった 全 1 枚 拡大写真

約300kmの走行で、燃費はリッター18km台だった。2リッター級のボディを考えるとさすがに驚きの燃費だが、じつはヴィッツやフィットも同じ走り方でリッター15km位いく。

車両価格などの初期コストを考慮すると、果たして正味どれほどのアドバンテージがあるのかとも思うが、しかし、確実にこれだけはいえる。旧型よりあらゆる面でよくなった。

とくに動力性能面で、およそいい訳いらずになったのが凄い。任意にモーターだけで走れる“EVドライブモード”や、実用性はともかく、デートの話題にはなる駐車アシスト装置もおもしろい。ベストハイブリッド。

■5つ星評価
パッケージング:★★★☆☆
インテリア/居住性:★★★★☆
パワー&フットワーク:★★★★★
装備内容:★★★★☆
オススメ度:★★★★☆

下野康史| モータージャーナリスト
自動車専門誌の編集部を経て、モータージャーナリストに転身。現在はクルマ雑誌を始め、週刊誌のコラムなど幅広く執筆活動を行っている。親しみやすい文体のなかに見える、鋭い着眼点や独特の語り口にファンは多い。

《下野康史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  4. ジープ『コンパス』新型の写真公開! アウトドアファンの要望に応える新インテリア
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る