【新聞ウォッチ】「現代の名工」に自動車テストドライバーも

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年11月20日付

●現代の名工、150人受章、自動車テストドライバーも(読売・38面)

●ひと:自動車部品会社会長から大学の客員教授に 大野陽男さん(朝日・2面)

●RJCカーオブザイヤーにマツダの「RX-8」(朝日・13面)

●GM日本法人の新社長は43歳(朝日・13面)

●日本経団連、献金目標40〜100億円(毎日・2面)

●高速湾岸線、リムジンバス逆走 羽田空港発、出口通過、バックで100メートル(毎日・30面)

●冬のボーナス2年ぶり増、製造業けん引(日経・1面)

●日産、中国専用のトラック、日産ディーゼル・東風汽車と共同開発(日経・11面)

●ランキング、累積納税額、利益安定トヨタ一位(日経・11面)

ひとくちコメント

伝統工芸から最先端の技術開発まで卓越した技能を持つ今年度の「現代の名工」に、清原和博選手、ヤンキースの松井秀喜選手ら現役のプロ野球選手約200人のバットを製作しているバット職人など各分野の職人150人を厚生労働省が発表した。

きょうの各紙が受賞者の喜びの言葉などを掲載しているが、このうち読売はバット職人とともに、自動車テストドライバーの加藤博義さんをクローズアップしている。

記事によると、加藤さんは、開発中のクルマのハンドルを握り、テストコースで様々な走り方を試す。五感をフルに働かせて、機械では測れない性能を体感。微妙な性能を把握し、どう改良すればいいか、技術者に的確に伝えるという。

レーサーにあこがれ日産自動車のテストドライバーとなり、スカイライン『GT-R』、『フェアレディZ』などの名車の開発を支えてきたそうだ。レーサーのような華やかさはないが、名車を開発するには欠かせない技である。

《福田俊之》

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