批判のSUV減税は継続

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アメリカでは重量が6000ポンド(約2700kg)以上のライトトラック所有に対し、最大10万ドル(約1090万円)までの減税措置をとる、という法案が通過した。

この法案は、スモールビジネスや個人事業者で貨物車両を扱う場合を想定して作られたものだが、「大型のSUVを所有している場合にも適用される」と抜け穴を批判されていた。つまり、個人事業主などは、より燃費の良い車を買うよりも、大型のSUVやピックアップを選んだ方が結果的に節税につながるのである。

しかし自動車メーカーなどの強力なロビー活動もあり、批判にもかかわらず結局この法案は通過、同時にハイブリッドなどの超低公害車に対しては1台3400ドルの減税法も定められた。

環境保護団体などは、燃費が悪いSUVやトラックの販売を増長する、としてこの法案に強く反対している。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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