【ダイハツ『タント』発表】スタイリッシュより実用…インテリア

自動車 ニューモデル 新型車
【ダイハツ『タント』発表】スタイリッシュより実用…インテリア
【ダイハツ『タント』発表】スタイリッシュより実用…インテリア 全 4 枚 拡大写真
ダイハツ『タント』のインテリアは、非常に独創的に作られている。センターコンソールは運転席側が広く、助手席側が狭くなる位置に非対称配置。

メーターはダイハツでは初のセンターメーター化された。ベーシックカーより車幅が狭い分、視線移動が少なくてすみ、センターメーター化のメリットは大きいといえる。メーターは大型の一眼タイプで、ドライバーだけでなく、同乗者からも見やすいよう工夫されており、センターメーターモデルとしてはかなり秀逸。

『ムーヴ』、『ミラ・アヴィ』と、このところ質感追求路線を取ってきたダイハツだが、タントについてはその路線を少し緩めてきた。といっても各部の質感が他のモデルに劣るというわけではなく、スタイリッシュさより実用性のほうに力点を置いたインテリアデザインとなっているのだ。

インテリアの小物スペースの多さは特筆すべき。助手席側ダッシュボードにはグローブボックスのほかにアッパーボックスが備えられ、ドライバー側にも同様のアッパーボックスが装備される。

センターコンソールのオーディオスペース上部のセンターボックス、センターアームレスト内には携帯電話やMDなどを収納できるスペース、後席フロアアンダーボックス、シートアンダートレイ、ラゲッジスペースにもフロアアンダーボックスと、とても紹介しきれないほどの収納スペースを持つ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
  2. 「いかついフェイスに驚いた」メルセデスベンツ『GLC』新型の内外装に反響!「スクリーンでかすぎる」の声も
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  5. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る