反則金はキッチリと---神奈川県警が83人を逮捕

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神奈川県警は1日、2000年11月から2002年12月に掛けて交通違反で摘発されたものの、反則金の納付を行おうとしなかった悪質違反者83人を道路交通法違反容疑で逮捕したことを明らかにした。

このうち69人は簡易裁判所で逮捕当日に略式命令を受け、反則金納付を済ませているという。

これは神奈川県警・交通指導課が明らかにしたもの。今回強制捜査の対象となった83人は2000年11月から2002年12月までの間に駐車違反や通行禁止違反、速度違反など比較的軽微な違反行為を行いながら反則金の納付を行わず、再三の出頭要請も無視してきたという悪質違反者。

警察では「きちんと納付している違反者との間に格差が生じる」として、今年9月中旬から11月末までの間に延べ330人の捜査員を投入し、違反者の強制摘発に乗り出した。

この結果として83人を道交法違反容疑で逮捕。多重違反歴がある14人を除く69人については、逮捕当日に簡易裁判所で略式命令を受け、罰金の納付を行わせている。

罰金を支払わなかった理由として最も多かったのは「反則金を支払う資力が無い」で24人。警察からの出頭要請を拒んだ理由として多かったのは「仕事が忙しい」、「納付期日、出頭期日を忘れた」、「面倒」という理由が大半だった。中には「違反しすぎて、いつの違反だったかわからない」と回答する確信犯タイプも存在していたという。

《石田真一》

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