ポルシェ『カイエン』が絶好調だが……

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ポルシェは、2003年7月期の通期決算を発表した。売上高は、前期比15% 増の55億8000万ユーロ(7300億円)、税引き前利益は、同13%増の9億3300万ユーロ(1200億円)と、過去最高益を更新した。

1年間の総販売台数は、2002年12月に発売した『カイエン』の販売が好調なために、同23%増の6万6803台となった。今年度は、それを上回る7万〜7万5000台の販売を見込んでいる。

絶好調に見えるポルシェだが、実は懸念材料がある。それは、カイエン以外の2車種、『911』と『ボクスター』の人気が落ち込んでいることだ。

同社が発表した、今年8-11月の4カ月間の販売データでは、昨年のこの時期には、まだ発売されていなかったカイエンが1万1157台の一方で、911は、前年同期比14%減の7226台、ボクスターは同40%減の3633台と、大きく落ち込んでいる。

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