ニセ警察官がニセ検問で女性を襲撃

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10日未明、埼玉県川越市内の市道で、警察官を装って車両検問を行っていた男がスタンガンのようなもので31歳の女性を襲撃するという事件が起きた。

女性が騒いだため、男はその場から逃走している。警察では暴行容疑で逃げた男の行方を追っている。

埼玉県警・川越署の調べによると、事件が起きたのは10日の午前0時25分ごろだという。川越市的場新町付近の市道を31歳の女性がクルマで通りがかったところ、前方に立っていた男から停止を命じられた。

女性はこの男の容姿から警察官だと思い、要求されるままに運転免許証を提示した。男は女性に対して「後ろのトランクを開けてください。外へ出て中身のチェックに立ち会ってください」と指示。

女性がトランクを開け、車外に出て後部に向かって歩いていた際に肩にスタンガンを押し付けられた。

女性が悲鳴を上げると、男はその場から逃走。女性は通りがかったクルマの運転手に助けを求め、110番通報を行った。

現場から逃走した男は20〜30歳代とみられ、身長は約170cmで肉中背。黒か紺色のコート姿で、警察官の制帽に似た帽子と白い軍手も着用していたという。女性のクルマ以外についても停止を命じており、このことから女性は「飲酒検問をしている」と考えたという。

警察では、警察官を装った男による暴行未遂事件と断定。現場から逃げた男の行方を追うと共に、この事件直前に同様の検問を受けた人物がいないかどうかについても調べを進めている。

《石田真一》

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