【大阪モーターショー】発売近い? シトロエン『C2』シートを開放

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【大阪モーターショー】発売近い? シトロエン『C2』シートを開放
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大阪モーターショー(5日−8日、インテックス大阪)で展示されているクルマのうち、市販モデルに関しては地元ディーラーが出品していることが多い。

輸入車のうち、発売前のモデルについてはインポーターが持ち込むが、こうしたクルマは外観を眺めることしかできないのが常だ。東京ショーでもプレスデーのみ開放され、一般公開日にはしっかりとドアがロックされているクルマも多かった。

シトロエン『C2』は東京ショーの一般公開日でドアロックがなされていたクルマだ。ところが販売時期が近づいてきたのか、大阪ショーでは自由に乗り込むことができた。クルマの特長も相まってか、静かな人気を呼んでいた。

展示されていたのはスポーツバージョンとなる「VTR」だ。プラットホームは『C3』と同じ「PF1」を使っており、1.6リットルエンジンに5速セミATの「センソドライブ」を組み合わせるという点でも変わらない。ただし、C2は全長が3666mmと短く、ホットハッチと呼ぶにふさわしい機動性を有している。

会場説明員の話では「来年春には販売したいので、大阪ショーではシートを開放した。関西地区での反応を見るという狙いもある」と説明する。価格については、シトロエンジャポン内では「C3より安くしなくては売れないだろう」という話におよんでいるとか。

C3の1.4リットルエンジン搭載車が184万5000円であり、これを下回るとしたなら、例えばマツダ『アクセラ』の1.5リットル車(4AT/148万円)などと横並びになる可能性もある。

小型車市場は世界中のメーカーが群雄割拠し、覇権争いをしているが、欧州車が思い切った低価格帯を設定するようなことになれば、日本メーカーもさらなる変革を強いられることになるだろう。

《石田真一》

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