【ホンダはばたく】ターボファン・ジェットエンジンの自社開発に成功

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【ホンダはばたく】ターボファン・ジェットエンジンの自社開発に成功
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ホンダは、自社製ビジネスジェット実験機「HondaJet」(ホンダジェット)に搭載する小型ターボエンジンの「HF118」を自社開発したと発表した。小型軽量、低燃費、低エミッションが特徴のエンジンで、ホンダの「夢」だった航空機産業への参入が実現した。

小型航空機用のターボファンエンジンのHF118は、ホンダ独自開発の数値流体計算ソフトを使ってエンジン内部の空気の流れを最適設計することで、小型で高性能なエンジンを実現した。

また、シンプルで高性能な燃焼器の開発で、排気エミッションを将来小型機にも適用される規制値もクリアできる低レベルに抑えることに成功したと、している。

自動車技術として確立してきた電子制御技術を発展させ、このクラス初の超小型エンジン一体型電子制御ユニットFADECを開発した。これにより可変機構を用いないシンプルな構造としながら、操作性を向上した。

このエンジンは1999年に設計を開始し、150時間地上耐久試験など、航空用エンジンとして要求される各種試験をクリアしており、現在は他社の機体でフライト試験を実施、延べ110時間以上の飛行試験で実機での信頼性を確認したと、している。

《レスポンス編集部》

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