ロータス『エリーゼ』が04年5月からアメリカに正式上陸する。注目のパワーユニットにはトヨタ「2ZZ-GE」(190馬力、1.8リットル直4エンジン。『セリカ』など)を搭載。
トヨタエンジン選択の理由について担当エンジニアは、「アメリカでエリーゼを是非売りたかった。そのためには、パフォーマンスがあり、しかも排気ガス規制に優れたものが必要だった。サイズ的にも2ZZ-GEはエリーゼに見事にマッチした。そしてロータスらしい走りが実現した」と自信満々。
制御コンピュータはロータス社で独自開発し、最高回転8500rpmまで力強く回る。やはりトヨタ系列会社から供給される6速MTは、ダイレクト感たっぷり。
インテリアにも、レザーシート、パワーウインドウ、エアコン、オーディオシステムなど、ラグジュアリティな雰囲気を完備。タイヤにはヨコハマタイヤがエリーゼに専用開発した『ネオバAD07』を履く。
ベーシックモデルは、3万9985ドル(約430万円)。まずはアメリカ限定として発売し、その後ヨーロッパ、日本などへ拡販していく予定だ。