ホンダは『モビリオ』マイナーチェンジを機に、上級グレードの「W」を、2万9000円値下げする。装備充実を図りながら、価格を引き下げ、ライバルの『キューブキュービック』や『シエンタ』に対抗する。
Wの新価格は、FF車が160万、4WD車が178万円に設定した。今回のマイナーチェンジでは、両側パワースライドドアを、コンパクトミニバンで初めて設定したほか、前後デザインの一新など内外装を充実させた。
7人乗りのコンパクトミニバンの市場には、昨年、トヨタ自動車が『シエンタ』、日産自動車が『キューブキュービック』を投入し、競争が激しくなっている。ホンダは、マイナーチェンジで商品力を大幅アップするとともに価格攻勢を強め、月間3500台の販売を目指す。