スズキは、大型キャビンを持つファミリー向けフィッシングボート『ウィングフィッシャー26』を2月5日より全国一斉に発売する。同日から8日まで千葉・幕張メッセで開催される「東京国際ボートショー」に出品される。
ウィングフィッシャー26は、4ストロークの大型船外機「DF225」(225馬力)を搭載し、広いキャビンを備えた上級仕様のファミリー向けフィッシングボート。価格は650万円。
スズキでは「マリンライフをより身近に」を合言葉に、マリンライフの大衆化に取り組んでいる。東京国際ボートショーのスズキブースでは、03年11月に発売した4ストロークV6船外機「DF250」、「DF225」、「DF200」の3機種を展示。
この3機種はいずれも排気量3.6リットルV6エンジン。業界初のVバンク角55度採用により、スリムでコンパクトなシルエットとなっている。
船外機はながらくコンパクトで構造の簡単な(耐久性と信頼性が高い)2ストロークエンジンが主流だったが、排気に混ざる潤滑油燃焼ガスが水質汚染の原因となるため、各メーカー、4ストロークエンジンに製品ラインナップを切り替えつつある。
パッケージボート(船体とエンジンがパッケージ商品として設定されているボート)では新型のウィングフィッシャー26ほか、合計6艇を展示する。