【新聞ウォッチ】三菱、トップ交代を否定---「新社長はどいつ(ドイツ)?」

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年2月18日付

●トヨタ、退職金も成果主義。日産、定昇廃止へ(読売・8面)

●三菱自新社長にレンシュラー氏、独誌報道、ダイムラー子会社から(読売・8面)

●ETC停滞知らず、低価格追い風利用率14%に(読売・11面)

●総菜店も「トヨタ式」神戸コロッケ、配送1日3回、在庫減らす(朝日・13面)

●マツダ、技術系の採用、倍増の265人に(毎日・10面)

●脱輪死亡事故訴訟、「制裁的慰謝料」三菱自動車に1億円。賠償額増額申し立て(産経・29面)

●三菱自動車、生産拠点再編も、効率化策を抜本見直し(東京・8面)

●「成長力」トヨタ首位、ビジネスマンの企業イメージ、本社調査(日経・14面)

●武田豊・新日鉄元会長死去、円高不況克服へ高炉休止を断行(日経・14面)

ひとくちコメント

昨17日、一斉に報じられた三菱自動車のロルフ・エクロート社長の辞任報道を巡って、マスコミと三菱側との食い違いが続いている。

同日、同社広報部は「エクロート社長が退任するという記事は憶測であり、根拠のないものである。エクロート社長が退任するという事実はない」とコメントを発表。

併せて「当社の国内外事業における再建策に関する本日の報道内容は、全く憶測によるものであり、発表する事実はない。新中期計画については、2004年3月期の決算発表時に発表する予定です」とも付け加えている。

そんな中、きょうの朝日を除く各紙には「三菱自動車の新社長にダイムラー・クライスラーの全額出資子会社MCCスマートのアンドレアス・レンシュラー社長(45)が今年夏前に開かれる株主総会後に就任する予定」という独経済誌『マネジャー・マガジン』最新号に掲載された“憶測”記事を転載している。

巷では3月にも予定されていた臨時株主総会が4月にずれ込むとの情報も流れており、トップ人事のドタバタは待ったなしの再建に悪影響を及ぼしかねない。

《福田俊之》

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