フォード「チームRS」は、ジュネーブモーターショーにおいて、『フィエスタJWRC』(ジュニア・ワールドラリー・カー)を初公開したほか、『フィエスタST』『フィエスタRSコンセプト』を展示した。
フィエスタJWRCは、3月1日のホモロゲーション取得を受けて、6月にギリシャで開催されるジュニア世界ラリー選手権第2戦アクロポリス・ラリーでのデビューが見込まれている。フォードでは、競技車両の開発に市販車のデザイナーがこれほど積極的に関わったことはなかったそうだ。
フィエスタSTは、150馬力を発生する2.0リットルエンジンを搭載、改良を加えたシャーシを特徴とする。フィエスタRSコンセプトは、ラリーカーのテクノロジーを受け継ぐ高性能モデルだ。前輪駆動で、量産型の出力は180馬力以上を発生する。まだ開発の初期段階にあり、今後2年以内に量産予定という。
チームRSは競技車両や高性能車両を開発するために結成されたチーム。