【ジュネーブモーターショー'04続報】エレガントマルチ…ランチア『ムーザ』
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意匠はランチア『イプシロン』とほぼ同じものが使用されている。デザイナーのマルコ・テンコーネ氏は「私たち(ランチア)はBセグメントとCセグメントとの間を埋めるクルマが必要だった」と話す。ムーザはイプシロンより男性寄りのターゲットを狙う。
フィアット・イデアでは角張ったライン使いがめだったが、ランチアのムーザでは、イプシロンの造形をそのまま拡大したようなスタイリング処理になっている。内装に関しても、ランチアの伝統に準じた温もりのあるツートーンカラーで、イプシロン同様に500種類ものぼる組み合わせが選べる。
欧州では現在アイポイントの高いクルマが人気を集め始めている。いずれは日本のようにミニバンが幅を利かせる時がやってくるはずとマルコ氏は語る。
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