デジタル無線でタクシー配車…国際自動車の新システム

自動車 テクノロジー ITS

タクシー事業大手の国際自動車(ケイエム。波多野康二社長、東京都港区)は、デジタル無線を使った新しい配車システムを導入したと発表した。全車両の現在位置を常時把握できる機能を活用し、顧客からの配車要請から車両到着までの時間を大幅に短縮する。

新システム「デジタルGPS無線配車システム」は、GPS(全世界測位システム)とデジタル波を使い、タクシー車両の現在位置をパソコン画面上で常時把握することが可能。顧客からの配車要請に応じ、出迎え位置も地図情報にして、全車両に搭載したカーナビに表示する。

従来の無線配車システムは、配車担当者と乗務員が音声でやりとりし、時間がかかっていた。新システムは、配車担当者が常に車両の現在位置を把握できるため、出迎え位置に一番近い車両をいち早く配車できるようになる。

同社では、東京23区、武蔵野市、三鷹市で運行するグループのタクシー約2000台に導入を始めた。

《編集部》

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