【新聞ウォッチ】三菱ふそうリコール、1面コラムにも

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年3月25日付

●三菱ふそう欠陥ハブ、11万台リコール(読売・11面)

●三菱ふそうリコール、三菱自動車、再建に逆風、信用回復へ社内改革急務(読売・8面)

●トヨタ2年ぶり1位/リクルート就職ランキング(読売・11面)

●リコール三菱、13年目の謝罪、被害者家族「もっと早く」(読売・39面)

●ボンネットにしがみつく2歳児、母殺意の発進、体の上、通過、軽傷、殺人未遂で逮捕(読売・39面)

●いすゞ、川崎工場売却へ(朝日・13面)

●自然の叡智をテーマに掲げ、愛・地球博まで一年(毎日・1面)

●米GM「サーブ」日本で拡販(日経・13面)

●共同持ち株会社社長に日産常務の北洞氏。橋本フォーミング・アルティア(日経・15面)

ひとくちコメント

三菱ふそうトラック・バスが「ハブ」の構造的欠陥を認め、大型車約11万2000台のリコールを届け出た。きょうの全紙が1面準トップ扱いで、ビルフリート・ポート社長らの記者会見の内容を中心に大きく取り上げている。尖閣諸島に上陸した中国人の逮捕のニュースが入らなかったら、恐らくトップを飾っていたことに違いない。

三菱関連の記事は1面ばかりではない。例えば、東京は経済面で2ページにわたり、「特権に甘え、スリーダイヤに傷、三菱車の販売に影響も」というタイトルを掲げ、今後の再建戦略などに触れている。また、社会面には「人の命どう考えている」と2年間も謝罪がなかったことに対し、脱輪事故で亡くなった遺族などの「怒りの声」を報じている。

おまけも付いている。読売は「編集手帳」、毎日は「余録」という1面のコラムでも取り上げている。「ハブ」の欠陥は新しい部品に交換すれば修復できるが、末期ガン状態の「経営」の構造的欠陥を治すのは容易ではない。

《福田俊之》

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