厳しい基準でも…青森県教委、満足せず

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青森県教育委員会は30日、酒気帯び運転を行った際に物損事故を起こし、警察に検挙された45歳の小学校教諭と、水産高校の実習船に乗務していた24歳の機関員を同日付けで懲戒免職処分とした。

これが今年度最後の処分実施となり、飲酒運転の摘発で懲戒免職となった職員の数は最終的に5人となった。

これは青森県教委が明らかにしたもの。青森県では今年度がスタートした昨年4月1日から教職員の飲酒運転に対する罰則を強化。事故が伴わない場合でも、警察から飲酒運転での摘発を受けた場合には「原則として免職」とする方針を決めていた。

今年度最後の処分で懲戒免職の対象となったのは、2月19日に中里町内で二度にわたって電柱に衝突する事故を起こした45歳の小学校教諭と、3月23日に八戸市内で自宅近くのブロック塀に激突する事故を起こした水産高校実習船の24歳機関員の2人。

いずれも人身事故ではないが、飲酒運転絡みで警察に検挙されている。

2人が懲戒免職されたことで、2003年度に飲酒運転理由で懲戒免職となった教職員はこれで合計5人となった。2001年度と2002年度はそれぞれ6人となっており、数の上では減少したこととなる。

しかし、2002年度までは懲戒免職となる基準が「飲酒運転の末に人身事故を起こし、相手を死亡させた場合」となっており、今年度から採用された基準に当てはめた場合にはこれ以上の数値になっていたことは間違いない。基準を厳格にしたことは一定の抑止効果を発揮したとみていいだろう。

しかし、県教委では「再三注意、指導しているにも関わらず、教職員の飲酒運転は後を絶たない。これがゼロになるのが最終的な目標であり、新年度に入ってからはさらに指導を徹底させたい」とコメント。この結果に満足していないことを示している。

《石田真一》

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