被害者を介抱しようとして二次被害

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17日夜、秋田県峰浜村内の国道101号線で、44歳の女性が運転する軽自動車が道路を横断している87歳の女性をはねた。クルマを運転していた女性がこれに気づき、外に出たところ、後続車にはねられるという二次被害が起きた。

この事故で2人の女性が相次いで死亡している。

秋田県警・能代署によると、事故が起きたのは17日の午後7時30分ごろ。峰浜村蝦夷倉付近の国道101号線で、44歳の女性が運転する軽自動車が道路を横断しようとしていた87歳の女性をはねた。

女性はこれに気づき、クルマを路肩に止めて車外に飛び出したところ、この後続を走っていた53歳男性運転の乗用車にはねられた。男性のクルマは異変に気づくのが遅れ、ほとんど減速していない状態だったこともあり、女性は数メートル跳ね飛ばされている。

2人は近くの病院に収容されたが、最初にはねられた87歳の女性は外傷性ショックが原因で死亡。軽自動車の女性も脳挫傷が原因で死亡した。

現場は見通しの良い直線道路で、双方の事故とも前方不注意が原因で発生したとみられる。警察では53歳の男性から業務上過失致死容疑で引き続き事情を聞く方針。

《石田真一》

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