ユニバーサルデザイン・ショウケースで見る、触る、知る

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●クルマ以外にもユニバーサルデザイン製品を紹介

展示面積が2750?F(平方メートル)という「トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケース」は、大別するとUDを理解するコーナー、UD商品の展示、クルマづくりにおけるUDの取り組み紹介、トヨタ車でUDを体感するコーナーの4つに分かれている。

常設展示にはトヨタ車に関連するものが多いが、メーカーによれば異業種の商品も積極的に展示することで「業種を超えた幅広い情報交換を行なう拠点として運営してゆく」とのこと。

本来「ユニバーサルデザイン」とは、性別や年齢、身体の大小などの身体的特徴にかかわらず、誰にとっても使いやすいような設計を指す言葉。機能や造形に優れるだけでなく、「使いやすい」ことを重視して作られたプロダクトがUD商品だといえ、「バリアフリーデザイン」も身体に障害のある人にとって使いやすくするという点でUDの一部だといえる。

そういった観点で、これまでは特殊車両のように思われがちだった福祉車両が展示されていることは、障害のないドライバーにとっても興味深いものだろう。

トヨタ以外のUD商品を紹介するコーナーには約400点(約200社)を集め、壁面や天井に散りばめて展示する「ユニバーサルデザイン・コレクションウォール」があり、一部の商品は実際に手で触れることができる。また「日本のユニバーサルデザイン」として、風呂敷やのれんなどUDの思想が息づいたプロダクトが紹介されているのが面白い。

1/4●トヨタの製品思想の柱
2/4●クルマ以外にもユニバーサルデザイン製品を紹介
3/4●ウェルキャブ25台に試乗可能
4/4●ユーザーと小中学生に見てほしい

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