【大改正道交法・審議中!!】携帯電話ハンズフリー法はどこまでセーフ?!

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【大改正道交法・審議中!!】携帯電話ハンズフリー法はどこまでセーフ?!
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携帯電話等の使用等に関する罰則の見直される。もちろん現行道交法においても、運転中の携帯電話使用は規制の対象なのだが、「携帯電話使用」+「交通の危険(=交通事故)」でなければ罰則が及ばなかったのだ。そして、今回の改正では、運転中の携帯電話使用で即取締りを可能にしようというもの。

では、具体的にはどのような行為が取締りの対象になっていくのだろう。法案から条文を引用すると、「携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置(その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る)を通話のために使用」「表示された画像を注視」---が新たに罰則の対象となる。

条文ではわざわざ「その全部又は一部を手で保持しなければ」と断っているがはすなわち、裏をかえせばハンズフリーであれば運転中の通話もOKということを意味する。

また、「注視」とは警察庁の見解では「2秒以上モニターを見続ける」ことを指す。これは発着信時のモニタ確認行為のみならず、むしろ運転中のメール送受信や、iモードに代表されるパケット通信を意識した文言なのは明らか。

なお、議員のセンセイがたは、法案の中味が妥当だと受け取られているのか、特に国会の質疑等でこの問題について取上げられていない。

5月中に法案が成立、公布されたとして、半年後の今年11月中に施行されることになる。

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《小谷洋之》

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