ホンダ、米国メアリズビル工場をグリーンファクトリーへ
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メアリズビル四輪車工場は、1982年にホンダが日本メーカーとして初めて現地生産を開始した四輪車生産工場で、2本の完成車組み立てラインと塗装ラインを持ち、現在はアコードとアキュラTLを生産している。今回、1982年に設置した塗装ラインに新しい塗装設備に更新する。
今回の塗装設備の更新で、塗装ラインを高効率、クリーンで柔軟性のある塗装ラインとする。
具体的には、新しい水性塗装ラインの導入、塗装条件の最適化による高効率なペイントブースなどの導入で、エミッションを41%低減するとともに、エア・リサイクル・システムや可変空調モーターの導入などでエネルギー使用量を34%低減する。環境に優しいグリーンファクトリーを目指す。
また、工場に隣接する貯水池も新設し、雨水などを工場の空調に再利用して、地下水とエネルギーの使用量を削減する。年内完成の予定で、投資額は200万ドル。
《レスポンス編集部》